埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1460
■ 種類 学会発表
■ タイトル さいたま市内河川水における希土類元素の分布の特徴
■ 著者 大木加奈子    さいたま市健康科学研究センター
城裕樹    さいたま市健康科学研究センター
渡部茂和    さいたま市健康科学研究センター
藤森英治    環境省環境調査研修所
亀田豊    埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2012
■ 誌名・巻・号・年 第46回日本水環境学会年会、平成24年3月15日
■ 抄録・要旨  希土類元素のうち、国内外の河川においてGdが他の希土類元素と比較して濃度が高い(正の異常)事例があり、MRI造影剤による影響と報告されている。今回、さいたま市内の河川水を対象に、希土類元素15元素の測定を溶存態及び懸濁態について行った。全体的に溶存態より懸濁態の方が高濃度であり、希土類元素は粒子状物質に含まれていると考えられた。Gdについて正の異常が見られ、病院排水の影響が考えられる地点で顕著であった。溶存態と懸濁態の濃度比では、原子番号が大きくなるに従って溶存態の割合が高くなる傾向がみられた。
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